都の新型コロナ臨時休業による収入減支援融資、申込受付開始

東京都の中小企業従業員の方を対象に、新型コロナウイルス休業による収入減をカバーする融資(実質無利子)の申込み受付けが3/27(金)に開始されました。

■中小企業従業員融資(新型コロナウイルス感染症緊急対策)  
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/kansensyo/yushi/

勤務先か現住所が東京都内にあって中小企業に務める年収800万円以下の人が対象ですが、利子分を都が負担してくれますので、生活費が心配な方は検討してみてはいかがでしょうか。

また、新型コロナウイルス関連で子供の世話が必要になった従業員に有給休暇を取得させた事業主を対象にした助成金制度はこちらになります。

■厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

6/30までに申請すれば、2/27~3/31の期間に有給休暇を取得した対象労働者に支払った賃金相当額が助成されます(上限あり)。


中小企業や飲食店を経営されている方からの、新型コロナウイルスに関する助成金や補助金に関するご相談・ご質問が日々増加しています。どの会社様もかなり厳しい状況にあり、外出自粛要請の中、営業を継続するか休業するか。会社の資金繰りや在庫状況、お客様や世間の反応、銀行や税務署対応、従業員の生活、自分の家族の生活。営業継続と休業、いずれを選ぶにしても苦難が待っており、本当にギリギリの中で悩まれています。

コロナに関する支援や施策は日々変わっており、正しい情報を素早く収集することがこの状況を乗り切るために、とても大事になってきます。私が情報収集のために目を通しているサイトのリストを以下に掲載しますので、ぜひ、参考の1つにしてください。


【事業者向け新型コロナウイルス対策情報】


■経済産業省 新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者のみなさまへhttps://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

経産省が公開している電子パンフレットで、適宜更新されています。


■厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について 働く方と経営者の皆さまへhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#hatarakukata

  • 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用調整助成金の特例措置について
  • 時間外労働等改善助成金(テレワークコース、職場意識改善コース)の特例
  • 小学校等の臨時休業等に伴う保護者の休暇取得支援(雇用者向け)
  • 小学校等の臨時休業に対応する保護者支援(委託を受けて個人で仕事をする方向け)
  • 一時的な資金の緊急貸し付けに関するご案内(パンフレット)
  • 厚生年金保険料等の猶予制度について


■J-Net21 新型コロナウイルス関連情報
https://j-net21.smrj.go.jp/support/corona.html

J-Net21は、中小企業経営者の課題解決をサポートする独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営するサイトです。日々変わる、各種省庁や日本政策金融公庫などのコロナウイルス関連情報がまとめられています。


■J-Net21 新型コロナウィルス関連情報(都道府県別)
https://j-net21.smrj.go.jp/support/tsdlje00000085bc.html

上記J-Net21のコーナーの1つで、地域の補助金・助成金・融資の情報がまとめられています。


■東京都TOKYOはたらくネット 新型コロナウイルス感染症対策https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/kansensyo/index.html

  • 新型コロナウイルス感染症対策雇用環境整備促進事業(3/27受付開始)
  • テレワーク導入モデル体験事業(4/1受付開始)
  • 事業継続緊急対策(テレワーク)助成金
  • 新型コロナウイルス感染症に係る休業等支援事業(専門家派遣)

秋月昭彦

中小企業経営者の「誰に相談したらいいのだろう」をサポートします。

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